示談書・協議書・合意書・誓約書の作成

不倫やセクハラを解決するための協議書

慰謝料の金額

事件の慰謝料の金額については、基本的には被害者と加害者が話し合って合意した金額ということになり、自由に交渉によって決めることになります。

しかし、ある程度の参考値が無いと判断がつかないこともあり、類似事件の判例の金額や様々な統計を基準に算定することが多くなっています。

以下に、事件の類型ごとの慰謝料の参考額について記載します。

傷害事件
傷害事件の慰謝料の金額については、全治1週間前後の軽度の怪我の場合には5〜10万円程とするケースが多いのですが、通院や入院の期間が長期となる場合は、交通事故の慰謝料額を基準に算定することが多いです。

例えば日弁連交通事故相談センターの交通事故損害額算定基準を参考として、この算定表の金額に何割かを乗じて算定します。
交通事故よりも傷害事件の方が悪質さの度合いは高いことが多いため、交通事故損害額算定基準よりも数割増しとするケースが多いようです。

慰謝料の他にも、治療費の実費や休業補償費なども加算して、損害賠償金の総額を定めることになります。

器物損壊
交通事故などで、器物や建物を損壊した場合、その財産的損害が賠償されれば精神的損害も同時に慰謝されるというのが、判例の一般的傾向です。
つまり、物損に対しての経済的補償がされれば、別に精神的損害の慰謝料請求は認められ難い傾向があります。

以下に2つの判例を見てみます。

早朝に車が店舗兼用の家屋に衝突し、財産的損害に対しては56万500円の賠償がされた。原告は営業に関する損失や諸般の不都合を訴え、慰謝料を請求したが認められず、その認容額は5万円であった。
(東京地判昭45・4・20 判タ251−311)

これは物損に対しての慰謝料額は認めない立場をとっています。

深夜にトラックが家屋に衝突し、家屋は大破した。財産的損害の賠償額は660万円であった。被害者は3〜4ヶ月も納屋暮らしを余儀なくされ、妻の日雇い労働の利益を逸するなどの損害が明らかであった。これらの要素を勘案して、60万円の慰謝料が認容された。
(松江地裁益田支判昭52・4.18)

これは被害者の生活に不便を来たしたことに対して、慰謝料を認めています。

判例では、物損に対しての慰謝料額は、財産的被害額の概ね1割程度を認容している傾向にあります。
物損事故の慰謝料について協議する場合は、判例のこのような傾向を参考にすると良いでしょう。

離婚
離婚する際の慰謝料算定は、婚姻期間と不法行為をした配偶者の責任度合いによって決めします。

婚姻期間 1年未満 1〜3年 3〜10年 10〜20年 20年以上
責任軽度  100   200   300    400     500
責任中度  200   300   500    600     800
責任重度  300   500   700    900    1000
(「慰謝料算定の実務」千葉県弁護士会編より) 単位:万円

こうした基準を参考にして、経済的状況や肉体的・精神的損害の程度などを考慮し、慰謝料額を検討します。
その他にも、財産分与や子供の養育に関する事項などを取り決めして、離婚協議書を作成する必要があります。

不倫
不倫の慰謝料の金額については、被害者側が婚姻を継続するか離婚するかによって異なります。
婚姻を継続する場合は30〜80万円程度とすることが多く、離婚をする場合はその倍額程度とする事例が多いです。

婚約破棄
婚約の日からそれほど時間も経過しておらず、婚約破棄によって生じた損害が精神的損害のみの場合は、その慰謝料額は30〜100万円程度とすることが多いです。

精神的損害の他にも、結婚に備えて引越しをした場合や勤務先を退職した場合など、経済的な不利益が生じている場合は、その損失に応じた費用を加算して請求することもできます。

痴漢・強姦・セクハラ
一度だけの痴漢やセクハラ等の強制わいせつ(または準強制わいせつ)については、加害者が謝罪の意思を示し、被害者が和解に応じる場合は、慰謝料額については概ね30〜50万円位の分布が多く、100万円以下で話し合いをつけるケースが目立ちます。
(セクハラ行為が長期間継続するような案件は、100万円以上となります。)

一方、強姦については、民事の慰謝料額も100万円以下というケースは稀で、100〜200万円位の分布が多いようです。中には500万円というような高額の事例もあります。
強姦に関しては、警察・検察も対処が厳しく、民事の示談が成立しない場合は、特に厳刑となる傾向があるようです。
(以上の慰謝料額分布の傾向については「慰謝料算定の実務」千葉県弁護士会編 より)

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示談書や離婚協議書の作成費用は一律25,000円(税込)です。
但し、公正証書作成の場合は別途料金が必要となります。
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